自分の作品

雷神

雷神。調べてみると世界にも様々な形で雷神に変わる神が存在する。

ギリシャ神話でのゼウス、ローマ神話のユピテル、北欧神話トールなど。神々と人間の父、守護神や、神、人々を巨人から守るとされる。

菅原道真の亡霊にたとえられたり、ヘソを取られるよと脅しの道具にされたり、日本の雷神は散々な扱われよう。ドリフの「雷様」がなんとか愛嬌あるイメージを植えつけてはくれたが。

でも、あれは高木ブーの存在がなかったら成立しないコントですよね。絶対オチを持ってくのも最終的には彼だし。シムケンがあそこに入っても、カトチャでも、インパクト不足。あのコントだけ取ったら、ブーがギャラの8割、中本工事1、長さん1でも文句ないと思うんだが、結局は長さん8割なんだろなと思ってしまう。

話は脱線したけど、そこでよく知られる俵屋宗達の雷神を011 ふと打ち出しでやってみようと思い決行。この作品のヤンチャで愛嬌のある感じをどこまで出せるか挑戦です。

写真は、表と裏の両面の物です。完成は・・・・来年の日本での展示会に持って行こうと思ってます。是非見に来てください!その辺の情報も近々。006

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オイルキャップ

暑いっ!ここフィレンツェも初夏の兆しが表れてきました。

うちの工房が暑さで唸るのも時間の問題。夏ばて対策始めねば。

今年も恒例のサッカー、フィレンツェ・ワールドカップが、密かに始まり、密かに幕を閉じていました。

今回は、僕ら日本チーム以外アフリカ勢が大半を占め、厳しい状況の中、初戦、対ナイジェリア1-2の敗戦。第二戦、対ソマリア0-0の引き分け。第三戦、対コートジボワール2-4の敗戦に終わり、リーグ突破はなりませんでした。

た~だ、言わせて貰うと第三戦、2得点を決めて、4年連続得点の記録を作った伝統工芸師は、今のところここフィレンツェではただ一人でしょう。060 写真は試合前の最終調整時の昼休憩。

さて、その伝統工芸師、彫金学校時代に知り合った、アメリカ人、フレッド(ロン毛を後ろで小粋に結ぶ、ダンディなおっちゃん、ブルックリン在住)の依頼で、彼のコレクションの71年に作られたハーレー・ダヴィッドソンのイメージチェンジをすることになりました。

オイルタンク部、オイルキャップ部、テール部をすべてシルバーでカスタムチェンジ、来年開催されるバイクフェスタに出展したいとの事。いわば彼の趣味に加担して、その後、受注があれば大金を稼げるかもとアメリカンドリームを夢みてみようと言う話。

手始めにキャップ部のカバーを作りました。銀板から轆轤で型を起こし、そこに写真のデザインを打ち出しました。066_2 069

イタリアでアメリカンドリーム、見るのはタダ。

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アステカ皿(第二段)

この週末、最悪の天候に恵まれ、日曜のサッカーが中止になり、最近、週三だったところに一休み。足首かなりガタ来てました。

仕事で、打ち出しの作業が続いていたので、腕、肩も悲鳴を上げてました。

それでも、運動すると、仕事でガチガチだった筋肉がほぐれて、肩こり、首のこり解消には全身を使うサッカーは持って来いのスポーツです。

平均年齢、低く見積もっても35歳。仕事の後に2時間、サッカーとなったら年齢差関係なく怒鳴りまくって、俺が正しいと、自分が悪いプレーをしても責任擦り付けて、笑顔で帰る。これイタリア人流ストレス解消法。どんな事言われても、彼らの間では暗黙の了解で、聞き流す癖も付いているようです。もちろん、あくまで僕の周りのイタリア人についてですが。

こんな奴、日本人同士なら、間違いなく次回は呼ばれないでしょう。でも、そこが後先考えず、楽しめる彼らの良い所でもあったりします。

そんな中、アステカ皿第二段完成しました。直径20cm、皿本体は銅板で、淵の裏側に真鍮の線をロウ付けしました。皿の裏面は、高さを出すために1cmほどの銅板(同じく真鍮の線をロウ付けしたもの)を半田付けしました。デザインは、資料を参考にしながら自分で創作してみました。044

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銅板時計

時計作りました。

友達の結婚祝いです・・・・・・二年?ぶりの。

結局出産祝いと重なってしまった。 Dscf0019                               Dscf0022_2 Dscf0023 013                                                                                                

打ち出しの終わった後、ヤニを燃やして灰にして落とします。

酸に浸して、表面の不純物を落とします。そして磨き上げ完成。

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アステカ皿

この前友達の注文を受けて作り始めた、アステカの紋章をモチーフにした小皿の打ち出しがやっと完成しました。磨きもまだ途中ですが。(あるマンガ本から取った柄です)

銀で頼まれたのでまた銀でも作る予定だけど、銅でも試しにやってみました。035 036_2

予想してた通り、中々迫力のある物に仕上がった。

大きさは、縦15CM、横14CMの楕円。まだ縁取りをどうしようか模索中。縁の部分は、裏に薄い銅板をロウ付けする予定でいます。完成したらまた載せます。

ちなみにこれが、作業中のヤニ台に乗った状態の物。003

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仕事

さて、たまには仕事の事書いてみようかな。

最近は、展示会の季節と言う事もあって、そっちの商品を作りながら他に、

Img_7979 こんな物作ってます。

全5種の各6体づつ、計30体。個人的には、金魚が気に入ってます。完成したら写真載せます。

デザインは、すべて親方ジュリアーノのデザイン。打ち出して胴体の部分を作ってあるので中は、すべて空洞。見た目より全然軽いです。ヒレの部分は、あとからロウ付け。こういったごつい物、ボリュームのある物を作る時に打ち出しの良さが出てきます。写真は、単に置物としての物ですが、特に身に付ける物、ベルトのバックル、アクセサリーなどに打ち出しを施すと重量感、存在感を抑える事無く仕上げる事ができます。Photo_2

これは、昔飼っていて行方不明になってしまった陸亀の「亀蔵」を打ち出しで作ってみました。(全長5cm程度)今は、「亀像」として見守ってくれています・・・・、え~

他に今現在、個人的に表札なども打ち出しで作っています。完成したら写真を載せたいと思います。写真は、二年前に友達のイタリアンレストラン開店時に注文を受けて作った看板です。Jpeg

今週末、コルシーニ庭園と言うところで展示会をやるのでその様子をまた載せたいと思います。

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イタリア解放記念日

Photo 今日4月25日は、Anniversario della liberazione d'Italia(イタリア解放記念日)で仕事も金、土、日と休みです。

金曜の今日は、ビーノ先生のところで一緒に学んだ友達が、日本から仕事でフィレンツェにやってきました。仕事というのは、ビーノ先生の学校の取材。記者、カメラマン同伴でインタビューをするというもの。通訳の手伝いで自分も同行することになり、久々の母校訪問。娘のアンナが、これを承諾してくれました。

前記で書かなかったけれど、ビーノ先生は去年亡くなってます。僕は、彼が他界する約二年前まで打ち出しを教わっていました。現在、娘アンナが、学校を引き継ぐ形で残っています。生徒数も減り、学校として経営できていない今は、アンナ自身の作品と、ビーノ先生が残していった未完成の作品、人から頼まれたアクセサリーを作る工房として使っています。生徒が増えれば再校も考えてるようだけど。

彫金への道を選んで5年間通った学校、プロカメラマンの横で負けじとバチバチシャッター押してました。アンナは、彫金七宝を教えてます。自分も教わってました。仕事のない週末でも窯を使っても良いと言ってくれたので、暫く触ってない七宝も再開しようかな。

下は、僕が学校で制作した七宝。

Photo_2 Photo_3

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偉人の下で

Photo さて、そろそろ自分のやってる仕事、ここに来て学校で習った事など書いていきたいと思います。ほんとに仕事してんの?と思われてしまっているでしょう。

チラッとジュリアーノとの出会いの話はしました。ここフィレンツェは彫金、陶器、絵画、建築、色々な芸術品、芸術家が盛り上げた街です。

そこに自分は23歳の時に、ひょっこり現れました。言葉の通じない、西も東もわからないこの街に降り立った当日、とてつもない不安に駆られたのは、今でも忘れません。でも若さも手伝ってなんとかここまで来れました。

最初は、語学学校にトータル約10ヶ月(途中、日本に3ヶ月弱帰国)通い、その後知り合いの紹介で彫金の学校に入る事が出来ました。そこでは、彫金の基本的な作業、打ち出しの技術、彫金七宝、を教えていました。

基本作業は、糸ノコの使い方から始まり、ロウ付け、ヤスリがけ、銀の基本的な扱いをプロフェッソーレ(先生)の考案したアンティークなデザインのアクセサリーで、段階ごとに分けられた過程をきっちり勉強しました。先生の名前は、ビーノ・ビーニ。フィレンツェ屈指の芸術家というのは、後から知りました。彼の創作した彫刻が、イタリア中のあちこちに見られます。

次回この偉人についてちょっと書きます。気が付いたら自分も彼のファンでした。

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