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2016年6月

ムナコブサイカブト

先日、ロウ付け作業の後に希硫酸で汚れを落とし、その後水洗いするための貯水槽の中にカブトムシがピクリとも動かずプカプカ浮いているのを発見。
蛾や蜂などが良く誤って落下してそのまま絶命する事が多々あるのですが、カブトムシは初めて。
オスのカブトムシを見たのも初めてでしたので、早速ネット検索。

ムナコブサイカブト。
ヨーロッパからアフリカ、中国と広範囲に生息する種で、最大4㎝程度。

腐食してる箇所もなく、落ちて間もないようでしたが、動かないので
後でお墓を作ってやろうと思い、作業台の上に暫く置いておきました。
休憩時間に入り、埋めてやろうと作業台を見ると、「おれっ!」
元の位置から5㎝くらい右に移動していて、わずかに足が痙攣してる!
小一時間、冥界を彷徨い奇跡の生還を遂げたムナコブサイカブト。
興奮しつつ、見守っているうちにゆっくり自力で前進するようになり、見事に復活しました!
元気になったとこで土の上に戻してやると、落ち葉をかき分け潜って行く姿に、
昆虫も最近全然やってないな〜と今後のテーマに1つ考えてみようと思う今日この頃です。

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その前に昔、初めてシルバーで作った動物をまた制作中。

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何でしょ?

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アカデミア美術館

昨日は月初めの日曜日という事で市営の美術館が無料だったので、アカデミア美術館とバルジェッロ美術館に行ってきた。
フィレンツェにきて間もない頃、「マカデミア美術館」と自信たっぷりに天然ぶりを惜しげも無く振りまいていた頃に見て圧倒されたミケランジェロの「ダヴィデ像」。
変わらず「ここ以外にないでしょ」と思う場所に悠々と立ってます。

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絵画ではギルランダイオ、フィリピーノ・リッピ、ペルジーノなどお馴染みの巨匠の作品も圧巻ですが、
(フィリッピーノ・リッピの受胎告知)

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今回Aressandro Alloriというフィレンツェ出身の作家の「受胎告知」に見入ってしまいました。
レオナルド・ダ・ヴィンチやフィリッピーノ・リッピより少し後の世代になり、
16世紀中頃から17世紀初頭にかけて活躍した画家。
絵画には全然詳しくないですが、見るのは好きなので絵画の構図や色使いに、もしかしたらフェルメールなんかも影響を受けてるんじゃないかなという気もしました。

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これは、この画家が72歳で亡くなる4年前に完成された作品。
40歳当時の縦3 メートルは悠に越すであろう額縁の作品も展示してありました。
この時代の巨匠達と比較するのも馬鹿げた事ですが、ジャンルは違えど自分の未熟さに嘆きつつも、
死の直前まで芸術を追求し、作家生活を全うできる喜びを自分に当てはめ改めて感じました。

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