轆轤
さて、巨大皿も架橋に入り落ち着いて来たところで、今回本格的に轆轤をやらせてもらってます。
最近、唯一の轆轤を回せる職人ロランドが腰痛のため、仕事に来たり来なかったりで、今後轆轤を回せる跡継ぎが欲しいここFOGLIAでは、親方ジュリアーノも率先してロランドの五十年使い込んだムチを受けてます。
ジュリアーノは力でねじ伏せてたけど、この技術は鉄ベラに体重を掛けて、その力で板を延ばしていくのがコツ。三十腹の親父の方が断然有利。
この体重の乗せ方が難しい。より前に力が加わるように、腰に皮ベルトを巻き、後ろに働く力を抑えながら体重と腕の力で銀板を型に合わせて伸ばしていく。
職人技と言う聖水を加える事によってこの魔法の機械は活きてくるのです。これを習得するのに打ち出し同様、最低五年は必要との事。
ちなみにこの日、「おっ、できんじゃん!」、「あれっ、いけんじゃねぇ!」、「ゴメンねジュリアーノ、俺達人かも!」と粋がっていた僕は午前中で首、肩の痛みを訴えギブアップ。次の日、朝ベットの上で首の筋肉に激痛が走り、ベットを這い出るのに5分要した僕は、結局仕事に出れず休養。一日ベットの上でした。
裏のヤニを全部剥がし、バーナーで焼いて表面に付着したヤニも灰にして落とす。
床に寝かし、ハンマーで叩いて平らにする。
そして、裏面の端に6ミリの銀線を一周させロウ付け。
完成まで後わずか。
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